【DockerでWordPress構築①】CentOS環境で構築し、WordPressを起動する

Docker

イメージからコンテナを作れば簡単に WordPress の起動までできますが、
環境構築の勉強もかねて、あえて手作業で構築していきます。

以下の目次のような流れで進めていきます!

DockerにCentOSを構築

今回はCentOS8を使用するため、以下のコマンドでイメージをインストールします。

docker pull centos:centos8


次に以下のコマンドでCentOSコンテナを起動します。

docker run -dit -p 8000:80 --privileged --name wordpress centos:centos8 /sbin/init


ポートの8000と、コンテナ名の wordpress はお好みのものに変えていただいてかまいません。
このポート番号は、ブラウザで表示確認する際に使用します。

–privileged と /sbin/init は、後ほど systemctl コマンドを使用するために必要になります。



では起動したコンテナ内に入っていきます。

docker exec -it wordpress /bin/bash


以下のような表記に変われば、正常にコンテナ内(CentOS環境)に入れています。

[root@20a526105753 /]# 





Webサーバー、データベース、PHPのインストール


まずはパッケージをアップデートします。

dnf update -y
dnf コマンドについて

dnf は、yum コマンドの後継版になります。
dnf には module というサブコマンドがあり、今回はこれを使用するため、
dnf コマンドで統一します。



また、今回使用するパッケージをあらかじめインストールしておきます。

dnf install httpd mariadb-server wget -y

Apacheのインストール

今回はWebサーバーにApacheを使用します。
まずはインストールして起動します。

systemctl start httpd


特に画面が変わらないため、正常に起動できているか確認するには以下のコマンドを使います。

systemctl status httpd


Active という項目が active になっていればOKです。

PHPのインストール

以下の2つのコマンドでPHPをインストールします。

dnf install https://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-8.rpm -y
dnf --enablerepo=remi,remi-modular module install php:remi-7.4 -y


以下のコマンドでPHPのバージョンが確認できれば正常にインストールされています。

php --version


そして、PHPからMySQLやMariaDBにアクセスするために必要な php-mysql をインストールします。

dnf install php-mysql -y



ここまでできたらApacheを再起動します。

systemctl restart httpd

MariaDBのインストール・設定

今回はデータベースにMariaDBを使用します。
まずはインストールして起動します。

systemctl start mariadb



次にデータベースの root のパスワードを設定するため、以下のコマンドを実行してください。

mysql_secure_installation


今回はパスワードの設定以外は Enter で進めて大丈夫です。
「New password: 」という項目がでれば、パスワードを設定してください。

※入力しても文字は表示されません。


ここでは「password」というパスワードを設定します。

WordPressのインストール

以下のコマンドでWordPress をインストールします。

wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz


インストールしたファイルを展開します。

tar -xvf latest-ja.tar.gz


latest-ja.tar.gzはもう不要なので削除しておきます。

rm latest-ja.tar.gz


ls コマンドで確認すると、wordpress というディレクトリが作成されているかと思います。

これを公開ディレクトリに移動させます。

mv wordpress/ /var/www/html/

WordPress用データベースとユーザーの作成

以下のコマンド実行後、先ほど設定した root のパスワードを入力し、MariaDB にログインします。

mysql -u root -p


そして、以下のような形式でデータベース名やユーザーの作成等を行います。

create database データベース名 default character set utf8mb4;
create user 'ユーザー名'@'localhost' identified by 'パスワード';
grant all on データベース名.* to 'ユーザー名'@'localhost';
flush privileges;


flush privileges で、設定した権限をサーバーに読み込ませています。


今回は、
データベース名を sample
ユーザ名を sampleuser
パスワードを password
としました。

create database sample default character set utf8mb4;
create user 'sampleuser'@'localhost' identified by 'password';
grant all on sample.* to 'sampleuser'@'localhost';
flush privileges;


設定が完了したら、quit コマンドでログアウトしてください。

quit




ではブラウザで確認してみましょう。
公開ディレクトリ(/var/www/html)の中に wordpress が入っている構成なので、

localhost:ポート番号/wordpress


というURLになります。

ポート番号は、コンテナを起動する際に設定したものになるので、
私の環境では8000になります。


これでブラウザにアクセスし、以下のような画面になっていれば成功です!




参考書





今回はWebサーバーやデータベースをひとつずつインストールして構築していきましたが、
コンテナを使ってもっと簡単にWordPressを起動する方法を知りたいという方は以下の記事もどうぞ!

コメント

コンタクトフォーム

    タイトルとURLをコピーしました