【『経済は世界史から学べ!』レビュー】歴史を学べば経済の仕組みがわかる!!

雑学

株式会社や保険業は大航海時代に成立した?

世界初のバブルはあの国であの植物がきっかけ?

迫害の歴史から金融業が誕生?



どうでしょう、ちょっと興味を持ちませんでしたか?(´▽`)


本書は、世界史の観点から経済をひも解くという内容で、大きく次の5つの章から構成されています。

前半は世界史というより近現代史というイメージですね。
後半からはもっと古い時代の歴史も絡めた内容になります。


①お金(円・ドル・ユーロの成り立ち)
通貨発行権をめぐる、アメリカや日本における政府と銀行の争いや、
ドイツがユーロ導入を進めた理由など。

②お金(世界経済と国際通貨)

「ドル」が国際通貨になるまでの世界の覇権国の移り変わりや、
アジア通貨危機の原因、
日本政府とヘッジファンドとの攻防、
ユーロという統一通貨の限界など。


投資家ジョージ・ソロス率いるヘッジファンド(投資集団)と、日本の「円」を守る政府との攻防があったことを知らなかったので、ここは興味深かったです( ..)φメモメモ

③貿易(経済の自由化)

保護貿易主義によるナポレオンの没落や、
180年前のイギリス版TPP問題、
アメリカ・ドイツ・日本の先進工業国化と、世界大戦を招いた理由、
貿易自由化に向かう世界の動向など

④金融(投資とバブル)

ユダヤ人が金融業で発展した理由や、
大航海時代における株式会社と保険業の成立、
ビスマルクによる年金や健康保険制度の確立、
古代ギリシアで世界初の投資、
17世紀オランダで起きた世界初のバブル、
サブプライム問題など


株式会社や保険、年金、健康保険など現代では当たり前になっている社会の仕組みのルーツがわかっておもしろかったです(^^)

あと、リーマンショックの原因になったサブプライム問題も、言葉は聞いたことがあっても詳細は知らなかったので勉強になりました。

⑤財政(国家とお金)

政財界の癒着など帝国滅亡の法則や、
財政から見た日本史・ヨーロッパ史、
イギリス革命・アメリカ独立革命の原因になった課税、
江戸時代の「○○の改革」というデフレ対策、
ロスチャイルド家が日露戦争の戦局に与えた影響、
物価1兆倍のハイパーインフレを経験したドイツ、
消費税の功罪など


日露戦争の日本の勝因を資金調達という側面からみるなどの、
学校の授業では習わないような(先生による?)歴史の裏側を知るのはやはりおもしろいですよね(^^)



総評としては、古代から現代まで、ギリシャやヨーロッパ、中国、アメリカ、日本など様々な時代・国の歴史を通して経済をひも解ける有意義な本でした!

世界史の知識はなくても問題ないですが、知っているとより楽しめるかも?




世界史をもっと知りたいという方はこちらもどうぞ(^^)

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