本を読んだり、授業を聞いたりして知識を詰め込むことを「インプット」というのに対し、
その知識を実際に使うことを「アウトプット」といいますね。
ふだん勉強や読書をする際、インプットをひたすらこなすことに意識が行きがちになっている方が多いかと思います。(私もその一人です…汗)
情報を脳に詰め込んでいるときに「勉強している感」を感じますよね。
しかし!!
本当に重要なのはアウトプットの量である!!
と本書は教えてくれます。
なぜなら、インプットだけしていても知識は時間とともに抜けていき、真の意味で成長しているとは言えないからですね。
また、私自身の経験からもアウトプットの重要性は非常に共感できます。
アウトプットの方法にもいろいろありますが、たとえば、勉強した知識を使って問題を解くことが一番身近な方法ですよね。
そして、私が思うアウトプットの究極形態は「人に教える」ことだと思います。
私は大学生の時はずっと塾講師のアルバイトをしており、教育実習も経験しているので人に教える経験は多いほうだと思います。
人に説明することで自分の知識がより強固に定着していく感覚ははっきりとありましたし、そして新しい気づきもあります。
自分の中では完璧だと思っていた教科や単元なども、実際に人に説明していると、「あれ、そういえばここうまく説明できない…」と感じることが時々ありました。
つまり、インプットをしているだけでは気づかない見落としや理解の甘さに気づくことができます。
……っと、すいません、書評から話が逸れて私の意見を述べさせてもらいました( ;∀;)
話を書評に戻しますと、本書ではアウトプットの効果ややり方を、大学の研究というエビデンスも交えながら説明しています。
また、挨拶や雑談の仕方や、褒め方・叱り方などコミュニケーションにおいて効果的な方法なども解説していました。
全体的に平易な文章で図も多いので読みやすいかと思います!
アマゾンで試し読みができるので確認してみてください(^^)
こうやってブログを書くことも立派なアウトプットですね。
皆さんも一緒に、日々アウトプット頑張りましょう!
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