突然ですが、“have to” は何と発音するでしょうか?
そうです、「ハフトゥ」ですね。
しかし、実際にネイティブが会話の中で使うとき(“Do I have to ~?”など)、よりリアルな発音は「ヘァフタ」もしくは「ヘァフダ」になります。
“have” が「ヘァフ」になるのは分かるとしても、 “to” が「タ」や「ダ」に変わるのは不思議な感じがしますよね。
続いて、“meet them after” は、リアルな発音をカタカナ表記するとどうなると思いますか?
もちろん「ミートゼムアフター」ではありません。
正解は、「ミーダメァフトゥ」となります。
なんだか呪文のようにも見えますね(笑)
なぜこのような想像しがたい発音になるのかというと、英文には単語と単語の間に区切りがあるため日本人は区切って発音しがちですが、実際の英語は基本的に単語と単語の間を区切らず滑らかに発音します。
このときに音声変化(連結、同化、弱形、脱落、短縮、変形)が起こるため、英語学習者にとっては馴染みのない発音になってしまうんですね。
本書はネイティブのリアルな発音をカタカナで表記し、その音読によってスピーキング・リスニングを鍛えるという内容の本になります!
また、どうしてもカタカナで表現できない発音の場合は、アルファベットとカタカナを組み合わせています。
例:
“work” →「ウゥRク」
“with her” →「ウィTHァ」

本書の内容をイメージしやすいよう、目次をのせておきますね。
- be動詞を使ってみよう
- be動詞で質問してみよう
- 「場所」や「時間」を説明してみよう
- 一般動詞で「普段していること」を話してみよう
- 一般動詞で質問してみよう/命令文に注意しよう
- よく使うフレーズを身につけよう
- be動詞で現在と過去を説明してみよう
- 「過去にしたこと」について話してみよう
- 「これからすること」について話してみよう
- 「お願い」や「提案」をできるようになろう
- 表現の幅を広げよう(1)
- 表現の幅を広げよう(2)
各Chapterは、いくつかの「Lesson」と「Chapterの復習」で構成されています。
それぞれの「Lesson」は、「文法の解説」「なりきり音読」、
「Chapterの復習」は、「穴埋めクイズ」「なりきり音読」「もっとなりきり音読」
で構成されています。
扱っている文章の文法は中学生レベルなので、基礎の復習としても使えますし、日常会話でよく使う表現も含まれています(^_^)
ただ、中学英語の文法が完璧な人にとっては、文法解説のスペースや「穴埋めクイズ」が余計に感じるかもしれません。
しかし、本書の目玉である「カタカナで表したリアルな発音」が良いので、スピーキング・リスニングや英会話上達のためと割り切ってもいいかもしれないですね!
アマゾンで試し読みができるので、よかったら自分に合うかどうか確認してみてください(^_^)
あと、音声はダウンロードできますよ~!
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