英語の学習方法のひとつとして、「多読」というものを聞いたことがありますでしょうか。
これは文字通り、たくさん英文を読むという方法です。
ところで、「多読」と対になる読み方が「精読」です。
「精読」とは、文の構造を分析しながら読み進めていくというものです。
「ここからここまでが関係代名詞の節で、それが前の先行詞を修飾して――」といった感じで、文法に基づいて文の構造を正確に把握しながら読むことです。
学校の授業がまさにそういった読み方をしていますね。
それに対し「多読」は、自分のレベルより少し簡単な本を「ひたすらたくさん読む!わからないところは飛ばす!わからない単語も調べない!」という、乱暴にもみえる読み方をします( `ー´)ノ
本書によれば、そもそも中・高で読む英語の量が少なすぎであり、6年間合わせて小説一冊分にしか満たないとのこと。
たしかに外国の小説一冊読んだところでその言語が自由に扱えるようになるとは到底思えないですよね。
「それにしても、そんな読み方で本当に英語が上達するの!?」
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、本書できちんと説明しているのでご安心を(・ω・)ノ
では本書の目次を少し載せておきますね。
- これまでのあなたの英語学習は間違いだらけ!
- 「多読」にはどんな効果があるのか?
- 「多読」を可能にする3つの原則
- 「多読」の始め方――まず100万語を目指して
- 読むから観る、聴く、話す、書くへ
- 広いネットの空間で自分に合った素材を探す方法
- 多読についての疑問と悩みに応えます~始める前、始めたばかりの人へ~
- 多読についての疑問と悩みに応えます~始める前、実践中の人へ~
本書では、具体的な「多読」のやり方や効果、本の選び方、ネット上にある英語素材を提供しているサービスなどを紹介しています。
「多読」には勉強や学習といったイメージがなく、楽しみながら英語力を上達させられるというのが最大の魅力ですね!
「多読」に関するあらゆる疑問点や悩みなどは、本書で解消しておくとよいかと思います(・ω・)ノ
以下の記事で、「多読」用におすすめの本を紹介しています(^-^)
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